労働基準法に違反した働き方を求められている
労働基準法が守られていない場合は転職を考えた方がよいでしょう。
なぜなら、労働基準法では、労働時間1日8時間・1週40時間という法定労働時間というものが定められているからです。
よって、雇用者と労働者が「36協定」を締結せずに残業や休日出勤させると罰則の対象になるでしょう。
以下のような行為は労働基準法違反です。
有給休暇を取得できない
残業をしても残業代が出ない
36協定を締結していないのに、法定労働時間の週40時間を超える残業がある
ケース2. 介護職 辞めてよかった 58歳. 夜勤をしても宿直扱いにされてしまう
夜勤を宿直扱いにしている職場も要注意です。
宿直とは「見回りや非常事態に備えて待機する」などの軽易な労働をいいます。
夜勤と宿直の回数は、休日の回数に大きく関わります。
「夜勤」の勤務時間は法定労働時間に含まれますが、「宿直」は法定労働時間外の勤務 になります。
よって、宿直は1週40時間という制限を超えて業務が可能ですが、割増賃金の規定は適用されません。
ケース3. 介護職員が行うと違法な医療行為をさせられている
基本的に介護職員は、高齢者の身の回りの世話をする職種であり、医師や看護師のような医療行為はできません。
たとえば、血糖測定や摘便、床ずれの処置などは医療行為にあたるため、看護師を呼んで処置してもらう必要があります。
介護職員が医療行為を実施すると違法行為に該当するので、罰則の対象となるでしょう。
ケース4. いじめやパワハラに悩んでいる
職場でいじめやパワハラにあっている場合、仕事を続けるのが非常につらくなります。
パワハラとは「パワーハラスメント」の略で、職場内の立場や優位制を利用して「労働者に対して精神的・身体的苦痛を与える」ことを指します。
たとえば「上司からの嫌がらせ」「仕事中に話しかけても無視される」「わざと聞こえるように悪口を言われる」など があります。
いじめやパワハラは犯罪行為の1つなので、無理に我慢して働き続ける必要はありません。
ケース5. 仕事が原因の体調不良やうつ症状が2週間以上続いている
仕事が原因で体調不良やうつ症状が続くなら注意する。
たとえば、2週間以上以下のような症状が続く場合は無理をしないほうがよい。
何をしても楽しくない、思考力が落ちる、疲れているのに眠れない
体調不良を我慢し続けると、仕事がしたくてもできない状態に陥る可能性がある。
自分を労われるのは自分自身だけなので、体調不良は我慢せずに心療内科を受診する。
介護職を辞めたい、向いていないかもと思ったときの判断基準
介護職を辞めたい、向いていないかもと思ったときの判断基準は以下の通りです。
現職を辞めたいのか、介護職を辞めたいのかを考える
5年後や10年後に介護職を続けている自分をイメージしてみる
判断基準1.
「介護職を辞めたいけど、転職して後悔しないかな?」
「介護職の経験って、別の仕事でも活かせる?」
じつは介護職員の3人に1人は介護職を辞めたい思っています。
今回は介護職を辞めたい時の判断基準と、介護職から転職しやすい業界や仕事を紹介します。
介護職員の約3人に1人が仕事をやめたい、変えたいと思っている
介護職員のうち約3人に1人が仕事をやめたい、もしくは転職したいと考えています。
なぜなら「仕事がきつい割に給料が安い」といった、労働条件に不満を感じる人が多いからです。
業界全体が人手不足のため、現場スタッフは過酷な労働を強いられやすいでしょう。
結果として、 多くの介護職員が 「身体的・精神的に大きなストレス」を抱え、離職を考える ようになるのです。
介護職員が介護職を辞めてよかったと言う理由
介護職員が介護職を辞めてよかったと言う理由は以下の通りです。
上手くいかない職場の人間関係から解放された
人手不足が原因で起こるきつい業務から解放された
賃金が低くく、労働に見合わないと感じる労働環境から解放された
つらい腰痛や夜勤などの肉体的な負担から解放された
有休がとりやすくなり、プライベートを楽しめるようになった
理由1. 上手くいかない職場の人間関係から解放された
介護施設で働く職員は日々、様々な人と関わりながら仕事をするため、人間関係にストレスを感じる人が多いです。
たとえば、共に仕事をする職場の上司や同僚、施設の入居者、入居者の家族など多くの人と関わり、良好な関係を築かなくてはなりません。
ときには、施設入居者の家族から理不尽なクレームを受けたり、経験や知識の違いで同僚や先輩との関係が上手くいかなかったりなど人間関係が難しいこともあります。
介護職を辞めたことで、悩んでいた人間関係のストレスから解放された人も多いです。
理由2. 人手不足が原因で起こるきつい業務から解放された
介護業界では慢性的な人手不足が続いていて、業務がきついと感じやすいでしょう。
なぜなら、日本は少子高齢化が進み、4人に1人が75歳以上であるのに対して、介護職に就く若者は年々減少傾向にあるからです。
実際、2018年に発表された公益財団法人介護労働安定センターの調査によると、介護職員の約20%以上が60歳を超えていて、介護施設の半数以上が人材不足を感じています。
理由3. 賃金が低くく、労働に見合わないと感じる労働環境から解放された
介護業界では人材不足によって従業員の業務が苛酷になる一方で、賃金水準が低いです。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、全産業の平均年収が約463万円であるのに対して、 介護職員の年収は約359万円です。
介護職を辞めたことで、労働に見合った賃金をもらえたと感じ、働きやすくなったという人も多いでしょう。
理由4.
現職を辞めたいのか、介護職を辞めたいのかを考える
離職を考えた時、辞めたいのは「今の職場」なのか、それとも「介護職そのもの」なのかを判断する 必要があるでしょう。
労働環境や人間関係、雇用条件に不満がある場合には、職場を変えることで、介護職を続けられる可能性があります。
体力的に介護の仕事が続けられない、仕事にやりがいや意義を見いだせないなどの理由で転職を考えているのであれば、新たに別業界へチャレンジする道もあります。
判断基準2. 5年後や10年後に介護職を続けている自分をイメージしてみる
5年後、10年後、あなた自身が介護職員として働く姿をイメージできるでしょうか?
転職や離職が多いと言われている介護業界。「介護の仕事なんてもうやってられない…」と思った経験はありませんか?退職を検討している人は、職場や給与、人間関係といったさまざまな理由で悩んでいるようです。悩みを解決しないまま過ごすと、精神に影響が出る場合もあります。このコラムでは、介護職を辞めたいと感じる理由や辞めるべき職場の特徴をまとめました。
目次
介護職を辞めたいと感じる理由TOP5
介護の仕事に携わっている人は、どのような理由で退職を考えるのでしょうか。この項目では、退職理由として特に多いと言われている5つをご紹介します。
1. 人間関係
特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの介護施設で働くスタッフの方は、ご利用者だけではなく、ご利用者のご家族との人間関係に悩まされていることが少なくありません。ご利用者の方に対してきちんとした対応をしているにもかかわらず、家族の方から理不尽なクレームを受けた介護士もいるようです。
また、経験や知識の違いから、スタッフ同士のコミュニケーションに摩擦が起きるケースも。介護士と看護師の間では、認識の相違や互いの主張がかみ合わないと関係がこじれる可能性もあります。
2. 体力的な辛さ
施設形態や利用者の心身状態によって異なりますが、介護の仕事は入浴介助やベッドの移乗など、肉体的な負担のかかる業務が多い傾向にあります。
また、夜勤中は一人で複数のご利用者を担当しなければならないケースも。
慢性的な人手不足できちんとした休みが確保できず、「続けたいけど、身体がついていかない…」という状況に追い込まれる方もいるようです。
3. 給料が低い
長時間かつハードな業務にもかかわらず、介護士の給料は低い傾向にあります。介護士として長く働き続けたとしても、大幅な給与アップは期待できないのが現状です。また、子育て中の方は夜勤に携わることが難しいため、手当の支給を足しにできません。仕事の将来性や生活面について考えた末、退職を決意する人もいます。
4. 不規則な生活
介護施設や夜間・早朝対応の訪問介護事業所で働くと、生活リズムが不規則になります。職員数が少ない施設では、夜勤を多めに担当することも。
不規則な勤務を続けることで疲労が蓄積し、心身に限界を感じる介護士もいます。夜勤明けは体調を崩しやすく、なかなか寝つけない人もいるようです。不規則な生活が当たり前になるとコンディションを整えることが難しくなり、精神に悪い影響をもたらしてしまいます。
5.
マーケティング|AIに仕事を奪われる可能性は低い 次におすすめなのが『 マーケティング職 』です。 スマートフォン・SNSなどの普及に伴い、膨大な量の顧客情報を収集、分析し、客の状態や関心を調査する必要が出てきたので、 マーケ職のニーズが高まっています。 事業を進め方や、会社を動かしていくための意思決定が必要となり、 AIにはできない仕事が多いので仕事がなくなるといったことはないでしょう。 ただ、経験者が有利な職種ではあるので、未経験だと少しハードルが高くなってしまいます。 »マーケティング職への転職 補足:マーケティング×営業 中には、マーケティングと営業の両方を兼任できる職種として、『 広告代理店 』があげられます。 別名、『 アカウントプランナー 』とも呼ばれ、クライアントの情報管理や広告企画・提案、実施のスケジュール・予算管理などの役割を担うことができます。 両方経験してみたいという方には非常におすすめな職種です。 (3). プログラマー/エンジニア|スキルさえ手にいれれば一生稼ぐ力が付く!