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2019. 09. 「CATL電池搭載のテスラ車、低温環境下での走行距離が公式の半分」米紙 - コリア・エレクトロニクス. 13 2019. 07. 17
2017年7月に出荷が始まって約二年。2019年5月31日やっと、テスラ・モデル3の日本仕様が発表され、先行予約が開始されました。
先に販売されているテスラ・モデルSの小型ヴァージョンで、EV普及モデルと位置づけられていますが、実際はどんな感じなんでしょうか。
公表されている諸元をもとに、充電時間や航続距離などを紹介したいと思います。
テスラ モデル3 、日本での受注を開始…511万円から #テスラモデル3 #受注
— レスポンス (@responsejp) 2019年6月3日
テスラモデル3日本仕様の充電時間は? テスラモデル3の日本仕様のグレードはパフォーマンス・デュアルモーターとロングレンジAWD・デュアルモーター、スタンダードプラスの3グレード用意。バッテリーの容量が違うので充電時間にも差が出てきます。
アメリカ仕様のモデル3の要目からすると、デュアルモーターが75KWh、シングルモーターのRWDが62KWhを搭載していると思われます。
シングルモーターのモデル3で、日産・リーフe+と同等のバッテリー容量になります。
普通充電3KWの場合
普通充電の3KWの充電で、0からフル充電までリーフの24KWが8時間、30KWが11時間で40KWが16時間と言われているので、24時間ぐらいはかかりそうです。
さらに75KWhバッテリーモデルなら、36時間近くかかりそうですね。
普通充電6KWの場合
家庭用では、6KW充電器も設置可能なので、そうなると、リーフの62KWhで12.
「Catl電池搭載のテスラ車、低温環境下での走行距離が公式の半分」米紙 - コリア・エレクトロニクス
欧州でも販売好調なモデル3が小変更
text:Richard Lane(リチャード・レーン)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
テスラ・モデル3が英国へ上陸したのは、2019年の夏だった。その姿を目の当たりにした時、ガソリンエンジンを搭載した従来の自動車が、突然古く見えたものだ。鼻先が持ち上がったようなフロント周りのデザインには、少し違和感があったけれど。
純EVを複数展開するテスラの中では、最も手頃な価格のモデル3。登場から間もないのに、ロンドンではありふれた存在になっている。純EVとして先陣を切っていたハッチバックの日産リーフより、高価格帯なのにも関わらず。
テスラ・モデル3 スタンダードレンジ・プラス(英国仕様)
欧州ではテスラというブランド力は強く、モデルとしての実力も高い。実際、欧州では純EVの月間販売台数のトップに、モデル3が入ることも珍しくない。競争に対抗できているライバルは、ルノー・ゾエくらいだ。
フォルクスワーゲンからはハッチバックのI. D. 3の販売が始まり、欧州での期待も高い。だがスペックを比べてみると、モデル3を超えている部分はほとんどない。発売当初の目新しさが薄れた時、どの程度の支持を維持できているのだろう。
モデル3の強みをさらに伸ばすべく、テスラはモデル中期のマイナーチェンジを施した。ただし、一般的な自動車が発表4年後くらいに受けるマイナーチェンジと比べると、内容は控えめ。リフレッシュ、といった程度に留まる。
エネルギー効率を高めるヒートポンプを採用
モデル3には、従来どおり3つのバリエーションが存在する。今回試乗したのは、一番手に届きやすいエントリーグレードで、後輪駆動のスタンダードレンジと呼ばれるクルマ。フル充電での航続距離は408kmになる。
このほかに、ロングレンジとパフォーマンスというグレードが存在し、どちらも2基の電気モーターを搭載した四輪駆動となる。バッテリーの容量も増え、航続距離は563kmに伸びる。
搭載するモーターが1基でも、モデル3の動力性能はかなり高い。スタンダードレンジでも287psあり、0-100km/h加速は5. 3秒でこなす。電気モーターの特性上、運転してみると数字以上に速く感じる。
マイナーチェンジで加えられた一番大きな変化は、SUVのモデルYから流用されたヒートポンプ。クルマとしては少し面白みに欠けるアップグレードながら、純EVでは重要なエネルギー効率を高めてくれる。
バッテリーを大きくせずに、クラスをリードする航続距離を天候に関係なく達成しやすくなる。寒い冬場では、ドライバーにとっても優しい。
新しいヒートポンプの搭載により、フロントの荷室「フランク」が少し狭くなっている。タイヤは、ミシュラン・パイロットスポーツ4Sが純正で装着されるようになった。低い転がり抵抗が自慢のトレッドパターンではない。
画像 モデル3 増える競合純EVモデルと比較 全129枚
People are buying the wrong car if they expect this. There will be major revs every 12 to 18 months. — Elon Musk (@elonmusk) January 22, 2017
テスラはイノベーションを加速することを最優先していて、既存の車両を改造するラインを設けるのは進化の速度を妨げる。テスラユーザーはそのことを理解するべき、ということです。ソフトウェアやハードウェアの変更ばかりでなく、車両価格の値下げ、自動運転オプションの値上げなどの価格変更も、予告なく臨機応変に行われることがテスラの特徴になっています。
電気自動車は高価な買い物。まるでスマートフォンのように1年で型落ちモデルとなってしまうのは辛いところではありますが、多くのユーザーが、ちょっと苦笑いしながらも(私がリアルにお会いした方々の場合、です)テスラのスタンスを理解しています。その苦笑いの表情は、イタリアの旧車好きな人が「またタイミングベルト切れちゃってさ」と愚痴をこぼしている様子にも似て、少し誇らしげだったりします。レストランで「口うるさいお客様」の要望に応えるよりも、より美味しい料理をより多くのお客様へ提供することに、テスラは全力で挑んでいるのです。
加速するテスラのイノベーションに既存自動車メーカーが追いつき追い越すことは、ますます困難な仕事になっているようです。
(文/寄本 好則)