キレる妻が急増! 日本の夫婦に何が? 今、日本の夫婦に異変が起きています。
こちらをご覧ください。
過去30年の夫の離婚動機の変化です。
注目されるのは、1985年には第8位だった「妻からの精神的虐待」が、最新の調査で第2位に急浮上したのです。
今回、番組では、全国2,800人の既婚の男女に独自のアンケートを行いました。
明らかになったのは、妻を「怖い」と感じている夫の多さ。
その中身を見てみると、従来の恐妻家とはちょっと違うようです。
例えば「人格を否定するような暴言」「鬼の形相で責められる」「結婚したときと同一人物とは思えない」など、妻から精神的に追い詰められている夫の姿がうかがえます。
いったい、日本の夫婦に何が起きているのか。
まずは、その実態です。
キレる妻が急増! 『[まとめ買い] 妻が夫で夫が妻で (Kindle)』|ネタバレありの感想・レビュー - 読書メーター. なぜ夫婦はすれ違う? 首都圏の大手企業で働く、田中浩さんです。
田中さんには週に一度、憂うつな日がやってきます。
定時に退社できる、ノー残業デー。
でも、このまま家に帰れば、怖い妻と顔を合わさなければなりません。
会社員 田中浩さん(仮名)
「また、ひともんちゃくあると嫌だなというのは、家に帰るとありますので、帰りたくないなって。」
書店や電気店などを4時間ほどぶらつき、妻が寝静まるのを待つのが、いつしか習慣になりました。
ここまで妻を恐れるわけとは…。
それは、妻から課せられる日常生活の細かなルールだといいます。
うっかりそれを破ると…。
「ヒステリーじゃないですけど、大きな声を出して怒るみたいな。
そういう怖さっていうか。」
例えば、食後すぐに歯を磨かなかったりすると…。
妻
「あなた、なんで食べたのにすぐ歯、磨かないの!」
たちまち人格を否定するような言葉が。
さらに、コップを置く位置が僅かに違っても…。
「ちょっとコップの場所はここじゃないでしょう!」
クッションの置き方が悪くても…。
「そこじゃない!
- 『[まとめ買い] 妻が夫で夫が妻で (Kindle)』|ネタバレありの感想・レビュー - 読書メーター
『[まとめ買い] 妻が夫で夫が妻で (Kindle)』|ネタバレありの感想・レビュー - 読書メーター
田中さん: でも、ふだんから男性と接してインタビューとかもしている僕からすると、やっぱりこういう意見出てきたかなという感じはしますね。
(ということは、今までもあったものが表面に出てきた?) はい、そう感じます。
視聴者の方より(夫の側):『怒る理由を知りたい、なぜ?』『無視されている感じがする』『女性の社会進出が進んだことで、女性が強くなったのではないか』
田中さん: もう少し社会構造的な背景を考えたほうがいいかなとは思うんですね。
つまり男性が一家の大黒柱とか、家族のリーダーであるというルールはあまり変わらない中で、でも家事も育児もしましょうっていう新たなルールが課せられているわけですよね。
これは、恐らく男性にとっては非常にきついことだろうと。
だから不満が、つらいって気持ちが出てくる。
ただ一方で、先ほど本田先生のVTRでありましたように、女性はいまだに家事、育児はあなたの責任ですよってさせられているわけですよね。
専業主婦の方っていうのは、特に育児なんかは24時間ですよ。
(365日?) おっしゃる通りなんですね。
パートの方とか、フルタイムで働いている方は、それプラス仕事をされているわけですから、妻のほうの我慢っていうのは、もうとっくに限界だと。
だから、日本の今の夫婦関係というのは、かつてない危機であるとはいえるかなと思いますね。
求められているものは高くなっているのに環境は変わっていない 妻のその不公平感に共感してしまったが、どう思った? 中野さん: 私は恵まれてる方かもしれませんね。
わりと夫は、私が一方的にちょっと攻撃性が高まっちゃう時に、それをいなしたり、かわしたりするのがとても上手です。
私が何か言いたいなって時に、彼はさっといなくなったりするんですね。
さっといなくなって、しばらくすると戻ってきて、疲れていると思うからコーヒーいれたよって言ったりするんですね。
私の攻撃性がすごく高まってしまった時期というのがあって、結婚後しばらくたった時に、仕事が忙しくなり始めて、なんとか、こうしたいんだけどもコントロールできない。
その時にテーブルの上を見ると、夫婦問題のカウンセリングのパンフレットなんか置いてあるんですね。
ああ、ちょっと嫌な思いをさせてしまったなっていうのをすごく反省したっていう出来事があって、直接は言わないんだけれども、抱えているものがあったんだな夫側にもっていうことをすごく思いましたね。
原因として、男女の記憶の仕組みが違うという話があったが、脳の仕組みの違いというのは大きい?
会社の後輩に同じことを言われたらどう思うか
rainmaker / PIXTA
夫が家事・育児に関わる機会が増える中、頻発する夫婦間の家事・育児トラブル……。
新著 『なぜ妻は「手伝う」と怒るのか』 では、イラっとさせるNGワードの紹介のほか、仕事のスキルを活かしたアプローチなどが紹介されています。
本稿では同書から一部を抜粋しお届けします。
「あとでやる」は通用しない? 「妻に家事を頼まれたときに、「あとでやる」とか「ちょっと待って」って言うと、妻はキレだすんですよ。僕は、やらないとは言っていません。あとでちゃんとやるからちょっと待ってと言っているのに、どうして妻はキレるんでしょう?キレる妻にどう対処したらいいですか?」
以前、夫婦参加型の家事シェア講座のフリートークで、30代と思しき男性からこんな質問が出た。「ある、ある」という共感が男性陣側から伝わってくる。一方で、思わず、「何言っているのよ」と言わんばかりのムっとした顔になる女性陣。それぞれの言い分がヒシヒシと伝わってくる、一瞬、部屋に緊張を走らせた質問だった。
確かに彼は「やらないとは言っていない」。いや、「やる」と言っている。だから、「少し待てよ」という気持ちはわからなくはない。しかし、彼の言う「あとで」や「ちょっと待って」の「ちょっと」というのは、一体どれくらいなのだろうか。5分後なのか、30分後なのか。あるいは「風呂に入って、夕飯を食べて、TVを観た後」なのか。それが「あとで」や「ちょっと」という言葉からは伝わってこない。実はそこに大きな問題がある。
これが、仕事の現場でのやりとりだったら、どうだろうか。自分が仕事を頼む側だったとしよう。