木兎はこのように判断する。
普通ならば、「絶好調なのに止められた。もしかしたら、絶好調では無いかもしれない」と考える。
そうはならないポジティブシンキングが彼の強みだ。
ということで、ストレートではなく、今度はクロスに打ち込む木兎。
烏野・田中もびっくりの超鋭角スパイクだ! ヘイヘイヘェーイ!!!! とウサイン・ボルトを彷彿とさせる決めポーズをとる。
これには観客席から笑い声。
'時々元気'じゃなく'いつも元気'なのが重要ですよね
と実況席。
常に元気ハツラツなプレーで周りを沸かせてくれる。
もしチームが不調でも、その元気が味方の士気を高め好調に導く。
「いつも元気」という大黒柱感は安心感と、「おれももっと良いプレーをしてやろう」という刺激を与えてくれる。
それこそが「普通のエース」だ。
木兎がかざす「エースの心得3箇条」とは? 時は春高に戻る。
日向が準々決勝で発熱し、惜しくも鴎台に敗退したあの大会で、木兎率いる梟谷学園は決勝進出を果たしていた。
木兎は最後、ブロックに決められたボールについて悔やむ。
どんなボールも打ち切るのが普通のエースなのに…! 【ハイキュー】木兎光太郎のエースの心得とは?ハイテンションスパイカーの実力は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]. セッター赤葦は、「自分を責めるな」と言うことができなかった。
そういう、どうしようもなかったかもしれないボールを「自分の責任」として背負うのがエースという存在だからだ。
3年ウイングスパイカーの木葉は木兎に声をかける。
お前と同じチームじゃなきゃセンターコート(この景色)は見られなかった。(中略)
めちぇめちゃめっちゃ応援してっからな、ただのエース!! 現在の試合、木兎は奇想天外な攻撃を見せる。
レシーブが乱れたところでなんとか日向が木兎にボールを上げた。
しかし、状態は不完全。
3枚のブロックが目の前に立ちはだかり、どのように打っても捕まってしまう。
そこで木兎が仕掛けた技が「落ちながら背面ショット」。
ブロックとのタイミングをずらしつつ、勢いのあるボールが相手コートに沈んだ。
なんだ、そのトリッキーな攻撃は…。
今まで誰もそんな技は見せてこなかったし、バレーボールには本当に多彩な攻撃パターンがあるのだと思い知らされる。
木兎が掲げるエースの心得は次の3つだ 。
一つ、背中で味方を鼓舞するべし
一つ、どんな壁でも打ち砕くべし
一つ、全てのボールを打ち切るべし
厳しい状況であれば、守りに入り、弱気な球を打ってしまいがちだろう。
しかし、エースならば攻める。
身体を上手く使い、頭を賢く捻って、今ある選択肢の中での「最高の一撃」を送り込む。
木兎は自分が常にエースであるためにずっと努力し、メンタルや技を鍛えてきたのだ!
【ハイキュー】木兎光太郎のエースの心得とは?ハイテンションスパイカーの実力は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBibi[ビビ]
かつての仲間たちにプレーで物語る。
梟谷(みんな)!!!! 普通になった俺を見てくれ!!!! 普通を目指して木兎がたどり着いた境地は、全然普通じゃないレベルだった!! 激アツな展開が続く『ハイキュー!! 』。
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木兎光太郎には気分屋という一面があるようでした。普段からテンションが高く後輩にもツッコミを入れられていました。しかし、テンションが下がると木兎は本来の実力すら発揮できなくなってしまうようです。木兎のテンションはちょっとしたきっかけで下がってしまうようで、チームメイトが苦労している姿も描かれていました。一方絶好調の時は会場にいる全ての人間をアゲてしまうほどの力を発揮するようです。 ハイキュー!! 「週刊少年ジャンプ」にて好評連載中の『ハイキュー!! 』公式サイト 木兎光太郎のエースの心得とは?実力も紹介 木兎光太郎は作中でエースの心得というものを掲げていました。常にハイテンションな木兎光太郎ですが、強豪である梟谷のエースであり全国的にも有名な選手だったようです。一体エースの心得とはどのようなものなのでしょうか?