内容説明
中野哲弘判事の定評のある「わかりやすい概説」シリーズ。民事訴訟手続を司法研修所での要件事実教育のように、実体私法を含めた形で習得できるように配慮した民事訴訟法テキスト定番の新版化。
このページのトップへ
信山社出版株式会社 シンザンシャシュッパンカブシキガイシャ
〒113-0033 東京都文京区本郷6-2-9-102
東京大学正門前(ファミリーマート隣) TEL:03-3818-1019 FAX:03-3818-0344
民事訴訟法・民事執行法・民事保全法をわかりやすく解説 | リラックス法学部
条文
第二百四十七条 裁判所は、判決をするに当たり、
口頭弁論の全趣旨及び証拠調べの結果をしん酌して、
自由な心証により、事実についての主張を真実と認めるべきか否かを判断する。
わかりやすく
裁判所は、判決をする時には、
口頭弁論や証拠調べの結果を考慮して、
自由な心証によって、主張が真実かどうか判断する。
ということです。
解説
本条文は、「自由心証主義」について規定しています。
自由心証主義とは、裁判での事実認定の際に、
裁判官は原則として、 「自由に心証を形成」 できるという考え方のことです。
裁判官は、様々な制約を受けることなく、
自由に判断し、心証を形成して良いのです。
裁判官と言えど、組織人である側面がありますので、
真に「制約を受けることなく」というのも難しいかもしれません。
しかし、原則は、 制約を受けることなく、自由に 判断して良いのです。
民事訴訟法 民事訴訟法はとらえどころのない科目です。しかし、勉強してみると出題される箇所は大体決まっていることがわかります。 はじめての民事訴訟法シリーズでは、出題されやすい論点、民事訴訟法を勉強するにあたって最低限知っておいてほしい内容を、わかりやすく丁寧に解説しました。 みなさんの参考になれば幸いです。 テーマ 第1回… 民事訴訟法の勉強の仕方 第2回… 処分権主義・訴訟物 第3回… 裁判管轄 第4回… 当事者 第5回… 訴訟担当 第6回… 訴えの利益 第7回… 争点整理手続 第8回… 弁論主義 第9回… 裁判上の自白 第10回… 釈明権・釈明義務 第11回… 証拠調べ 第12回… 一部請求 第13回… 重複起訴の禁止 第14回… 訴訟の終了 第15回… 複数請求訴訟 第16回… 共同訴訟 第17回… 訴訟参加 第18回… 訴訟承継 第19回… 上訴 タイトル一覧 人気記事一覧 おすすめの参考書 民事訴訟法で初学者向けの基本書を見つけるのは難しいですが,以下の本は薄くかつ分かりやすいのでおすすめです!よかったら読んでみてください。 新着記事一覧
わかりやすい民事訴訟法概説(新版) - 信山社出版株式会社 【伝統と革新、学術世界の未来を一冊一冊に】
条文
第百五十九条 当事者が口頭弁論において相手方の主張した事実を争うことを明らかにしない場合には、その事実を自白したものとみなす。ただし、弁論の全趣旨により、その事実を争ったものと認めるべきときは、この限りでない。
2 相手方の主張した事実を知らない旨の陳述をした者は、その事実を争ったものと推定する。
わかりやすく
当事者が、相手の言う事実を争うかどうか明らかにしない時は、その事実は認めたものとする。
知らないと言った時は、事実を争ったものとする。
ということです。
九州大学出版会から来年2月に本が出版される予定です。共著で内容は日本と中国の民事訴訟法の比較研究です。私が下関におりましたころから九州大学で日中の学者間で研究会が開かれていました。両国の訴訟法を比較検討し、その研究成果を書籍にしようと15年越しの計画でようやく発刊にこぎつけました。その間、私もですが九州にいた諸先生方も多くは移動され、中国の著名な民事訴訟法の研究者であられた楊先生も亡くなられました。それでも、実現の運びとなりましたことをとても嬉しく思っています。
中国の民事訴訟法を専門に研究されているのですね?
民事訴訟法第247条をわかりやすく解説〜自由心証主義〜 - 公務員ドットコム
民事訴訟法は、どうやって勉強したらよいのだろう? 司法書士試験では「 民事訴訟法 」からも出題されます。
この記事では、入門者・初級者向けに民事訴訟法の位置づけや勉強のコツについて、詳しく解説します。
司法書士試験の民事訴訟法とは?
民法初学者の部屋(民法総則)
民法初学者の部屋(民法総則・物権・債権総論)
これから法律を勉強したい方、興味があるけど
何から手をつければいいのかわからないという方に向けて、
指針を示...
行政法をわかりやすく解説
行政法総論(行政法の一般的な法理論)
・補助機関・執行機関・監査機関・参与機関・諮問機関とは? ・許可・特許・認可の違い
・不可争力・不可変更力とは...
憲法判例の要点をわかりやすく解説
憲法の判例についてわかりやすく解説します。
・マクリーン事件(憲法21条1項・外国人の人権)
・定住外国人地方選挙権訴訟(外国人の地方参政権)
・東京都管...
民法をわかりやすく解説
法令用語や、言い回し、わかったようでわからないモヤモヤしがちなところを
リラックスヨネヤマが限界まで噛み砕いてわかりやすく解説します。
法律...
判例
・憲法判例
・民法判例(条文別)
・民法判例(事例別)総則
・民法判例(事例別)物権
・民法判例(事例別)債権
・民法判例(事例別)相...
「又は」と「若しくは」、「及び」と「並びに」の違いをわかりやすく解説
リラックス法学部 >リラックス解説 > 「又は」と「若しくは」、「及び」と「並びに」の違い
「又は」と「若しくは」
「又は」と「若しくは」は...
法律科目の試験対策・要点まとめコーナー
・民法【総則】試験対策・要点まとめ
・民法【物権】試験対策・要点まとめ
・民法【債権】試験対策・要点まとめ...
小選挙区制、大選挙区制、比例代表制のメリット、デメリットをわかりやすく解説
小選挙区制、大選挙区制、比例代表制とは? 選挙制度の「小選挙区制」とは、
1つの選挙区から1人の代表者を選出する制度です。
「大選挙区制」...
憲法判例 朝日訴訟(生存権)の概要と判決の趣旨をわかりやすく解説
リラックス法学部 >憲法判例>わかりやすい憲法判例 朝日訴訟(生存権)の概要と判決の趣旨をわかりやすく解説
わかりやすい憲法判例 朝日訴訟(生...
【憲法判例・労働法判例】 三菱樹脂事件の要点をわかりやすく解説
リラックス法学部 >憲法判例>憲法判例 三菱樹脂事件(三菱樹脂採用拒否事件)
憲法判例 三菱樹脂事件(三菱樹脂採用拒否事件)
(最判昭和48...